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“お値段以上”にとりつかれる

買い物

スウェーデンで買い物をしていると、自分が“コスパ”という言葉に取り憑かれているなあと感じる時があります。

“お値段以上”はいいことなのか?

日本では棚の整理に100均のボックスを活用していました。とても重宝していましたが、限られた荷物の中でさすがにスウェーデンまで持ってくることはできず。
必要なら現地調達かなーと漠然と考えておりました。

荷造りの関係で1つだけスウェーデンに持ってきました

現在のアパートは棚はあれど仕切りがあまりないという状態のため、いくつかボックス類を購入し整理することに。適当なものを探していくつかお店を見て回りました。

あるショッピングモールで上の写真とよく似たボックスを見つけたのですが、日本円換算で600円くらいでしたので衝撃を受けた記憶があります。日本の5倍!?

比較的馴染みがあるIKEAやフライングタイガーは手を出しやすい価格設定のため、ある程度はIKEAで揃え、あとは空き箱などを利用して細かいものを片付けることにしました。

上記の5倍は極端ですが、スウェーデンは全体的に物価が高いです。消費税25%(食品など例外あり)を差し引いても高いと思います。

ちなみにセブンイレブンのテイクアウトコーヒーは200円くらいします。日本だと1杯100円なのに・・。日本の感覚が抜けず、やっぱり高いなあと感じてしまいます。

でも、こちらでは皆さんよく利用されているようで、テイクアウトのコーヒー片手に歩いている人をよく見かけます。

他にも物価の高さを感じることは多々あります。日本の100均や“お値段以上”に慣れてしまうと、すべてが高い!

でも、よく考えてみればスウェーデンが高いのではなく日本が安すぎるのかもしれません。

日本で買うモノや受けるサービスに対して我々が払う価格は果たして適切なのか?

安さ、コスパ志向の消費者視点が過剰に重視されていないか?

生産者、消費者双方WIN-WINとなっているか?

と、ふるさと日本を遠きにありてひそかに思ってみたりします。

まあ、そうは言っても高いものは高いので、色々工夫して暮らしていくことが大切かなーと日々試行錯誤です。

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