スウェーデンはジェンダーフリー先進国。
2019年7月末に行われた“ストックホルムプライド”では、LGBTの社会運動を象徴するレインボーフラッグがバスやお店、公園など至るところに掲げられました。
子どもの通うプリスクールでも、ステレオタイプな考えを排した教育が行われています。
例えば、女の子=ピンク、人形遊びが好き、男の子=ブルー、車が好き・・のような区別は設けず、各々の好みが尊重されます。
男の子がピンクのスカートを履いてもいいし、女の子が車のオモチャでで遊んだっていいのです。
人間としてお互い尊重し合うということが大切なのです。
そうは言っても、実際に子どもたちが遊んでいる様子を見ると日本と同じような男女差は感じますが・・。
こういった個人を尊重する考え方は、子ども向けグッズにも反映されています。
日本にいる友人の出産祝いを買いに行った時のこと、せっかくだから北欧由来のものにしようとお店をブラブラ見て回りました。
お店によると思いますが、私の立ち寄ったところは年齢別の表示はあったものの、For boys/girls といった区別がありませんでした。
ピンク、ブルーの商品ももちろんありますが、特に新生児向けではクリーム色やグレー、ネイビーなど男女どちらもOKな色が多い印象でした。
日本と同じ感覚でプレゼントを探すと、男の子だから青、女の子だからピンクの服にしようかな?と思わず考えてしまいます。しかし、それはずいぶんステレオタイプな考えなんだなと思った出来事でした。