スーパーでスウェーデン産野菜コーナーが設置されていたのを偶然見つけ、こちらのビーツを手にとってみました。
こちらのビーツはスウェーデンのゴットランド(Gotland)で取れたものです。
ビーツはウクライナ料理のボルシチに欠かせない食材ですが、スウェーデンでもよく食べられる食材の1つです。rödbetor(赤ビーツ)と言い、真っ赤な色が目を引きます。
栄養素のポイント
赤紫の色素は、ベタシアニンというポリフェノールの一種です。
引用元:カゴメホームページ「VEGEDAY」『[ビーツ]栄養と、調理や下ごしらえのポイント』
ビタミンB群の一種である葉酸を特に多く含みます。葉酸は胎児の発育に欠かせない栄養なので、妊娠の可能性がある女性や妊娠初期に摂取するよう推奨されています。
栄養価も高く、ビーツはぜひ食卓に取り入れたい食材です。
今回、初めて自宅調理にチャレンジしました。
色が抜けにくくなるように酢を少し入れます。(大さじ1/2程度)
試しに半分ほど茹でてみます。鍋にビーツがかぶるくらいの水と少量の酢を入れ、火にかけます。
煮立った後は弱火で30分茹でます。
竹串がスッと通るくらいが丁度いい茹で加減ですが、30分後に確認したところまだ固かったので更に10分追加。40分程で茹で上がりました
真っ赤に茹で上がり、しばらく放置して粗熱を取ります。
茹で上がった時には、既に最初に入れた酢の匂いはほとんどしませんでした。
しばらく経って後、上下を切り落とし、皮をむきます。
慣れない手つきのせいか、ビーツの赤い茹で汁が飛んできて大変なことになります。エプロンをしていたので洋服の被害は免れたのが不幸中の幸い・・。取り扱い注意です。
皮を剥いた後は食べやすい大きさにカットします。
その後、いよいよ実食。
ビーツの甘さが程よく、茹でただけのシンプル調理なのに驚くほど美味しく頂けました。
ビーツは栄養価が高く彩りも良いので、スウェーデン食材の1つとしてオススメです。