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【短期留学のススメ】スウェーデンで英語を学ぶ3つの理由

スウェーデンライフ

スウェーデンの言語は当然スウェーデン語ですが、英語を話せる方もたくさんいます。そして、ストックホルムではスウェーデン語に負けないくらい英語学習のコースも盛り沢山!
ここでは、スウェーデンの市民大学(Folkuniversitetet)での英語クラスについて紹介していきたいと思います。

※こちらの記事はパンデミック前に書いたものです。現状とは異なる可能性がありますのでご注意ください。

短期ならビザ不要!簡単申し込み

ビザについて

スウェーデンはシェンゲン協定国です。

基本的には、日本人が残存期間3ヶ月以上のパスポートを所持していれば最大90日間滞在することができます。

詳しい条件については、スウェーデン大使館のホームページが参考になりますのでご覧ください。ここにその一部を引用します。

有効なパスポートを持った日本国籍の方が以下の規定の範囲で、観光や知人訪問、出張、研修等の目的でスウェーデンを含むシェンゲン領域国に入国する場合はビザ取得は免除されいています。

・パスポートの有効残存期間
シェンゲン領域国からの出国予定日から3ヵ月以上残っており、かつ、10年以内に発行されたパスポートであること

・シェンゲン領域内での滞在期間
あらゆる180日の期間内で最大90日間

引用元:Embassy of Sweden 「渡航ビザ(シェンゲンビザ)

EUでは2020年初頭から電子渡航認証ETIAS導入が予定されています。(簡単に言うとヨーロッパ版ESTA)
ETIAS導入後は、渡航前のETIAS申請が必須になりますのでご注意ください。

市民大学(Folkuniversitetet )への申込み

学校へはインターネットで簡単に申し込めます。

時間、場所、レベルに応じて様々なクラスが用意されており、自分のスケジュールに合わせて選ぶことが可能です。
市民大学は各都市にありますが、ストックホルムが一番開催コース数が多く、選択の幅が広がります。

また、一定の人数に達しない場合(大抵の場合、最低5〜6人は必要)開講しない場合があるので、人数の集まりやすいストックホルムで申し込むのが一番無難だと思います。

ネットで簡単申込みOK

画像のEnglish in the Moring コースは、週3回の講義×4週間(全部で12回のレッスン)でSEK3,850(42,350円)です。

※SEK1=11円換算

各コースの説明についてはこちらをご覧ください。

参考までに、私が聞いた範囲の話になりますが、各レベルのイメージを簡単にまとめてみました。

  • A1・・・英語を習うのが初めて、全くのビギナー
  • A2・・・定冠詞a/anなど
  • B1・・・動詞の変化(begin/began/begun)
  • B2・・・現在完了、過去完了など
  • C1・・・グラマーはB2とほぼ同じレベル、より流暢なスピーキング

どのクラスも様々な国やバックグラウンドを持つ方達が集まってきます。生徒の構成は大別すると、ラテン(南米)、ヨーロッパ、アジアとなります。
主な傾向としては以下の通り(当てはまらないケースもありますが、だいたいこんな感じです)

  • ラテン、ヨーロッパ系・・会話は流暢だが文法が弱め
  • アジア系・・文法に強いが会話はやや不得手

授業ではブリティッシュイングリッシュを学びます。ケンブリッジの「EMPOWER」というテキストを使いますが、進め方は教師によって異なるようです。

基本的には会話やディスカッション重視の授業内容となっていますので、スピーキングを強化したい人にオススメです。

英会話を実践しやすい環境

スウェーデンでは英語を話せる人とても多いので、街中でも英語で会話が可能。
授業で習った表現をすぐに試してみることができます。

また、全体的にスウェーデンは日本人が少ないので、授業中や街中で日本語は使えません。
英語を話さざるを得ない環境に自らを追い込めるので、必然的に英語力アップにつながります。

最後に、これが一番大きいと思うのですが、スウェーデンの方達が話す英語は発音がハッキリしていて聞き取りやすいです。
英語とスウェーデン語は似ている部分があるとはいえ、彼らにとって英語は「後から学んだ」言語であるため、変なスラングや省略系が入ることは少ない印象を受けます。
アメリカのネイティブスピーカーをいきなり相手にするよりグッと話しやすいと思います。

刺激的!

生徒たちは様々なバックグラウンドや目的を持っていますが、共通しているのは向上心に溢れている方が多い!ということです。

授業後も時間があれば皆で集まってLet’s speaking!
習ったフレーズを駆使してスピーキングに磨きをかけます。
わからないフレーズがあればスマホを使いその場で調べて、躊躇せずどんどん話していきます。

英語を学んでより上の大学を目指したい、ビジネスに活かしたい・・・等、皆の英語に対するポジティブな姿勢を見ていると、とても良い刺激になります。

まとめ

スウェーデンに英語留学というとあまり馴染みがないかもしれませんが、短期なら比較的簡単に実現可能です。
また、空いた時間にスウェーデンや他のヨーロッパ諸国を旅行できますし、そこでも英語を話すチャンスがたくさんあります。
勉強とヨーロッパ旅行を兼ねた短期留学の選択肢の1つとして、スウェーデン留学はオススメです!

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