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スウェーデンの祝日とプリスクール(förskola)の関係

その他

11月が近づき、そろそろ今年の締めくくりを考える人も出てくるころかもしれません(気が早い!?)
2019年は令和元年でもあり、日本は御代替わりで祝日が例年より多くなりました。

日本は祝賀ムードですが、スウェーデンは変わらず平常運行です。

余談ですが、年度途中の改元はこちらでは相当不思議に見えるようで、聞かれると困ってしまいます・・。

今回は、体験談を交えつつスウェーデンの祝日について紹介していきたいと思います。

祝日=全員休みではない!?

日本では基本的に祝日=学校などは全てお休みのイメージですが、スウェーデンは異なります。

イースター休暇、秋休みなど学校(日本で言う小学校以上)がお休みになる期間をSkollovと言いますが、これはプリスクール(förskola)には適用されません。
休暇の週でもプリスクールはオープンしているのです。

ただし、年上のきょうだいがいる場合、上の子に合わせてお休みする子が多いので、休暇の週はプリスクールに登園する子どもの数は少なくなる傾向があります。

2018/2019 祝日・休暇まとめ

ここから季節ごとの祝日を一気に紹介していきます。

スウェーデンの休暇は基本的に1週間単位です。
また、こちらのクリスマス休暇(jullov)は年末年始を含めた一続きになっているので、12月スタートになっています。

また、地域によって休暇の週が変わる場合があるのですが、こちらはストックホルムを中心にまとめました。

※は地域により異なる場合に付けてあります。
◎は毎年日付が変わります。

 vinter

12月

  • ※Vecka51〜01 12月21日〜1月4日 Jullov クリスマス休暇
  • 12月24日 Julafton クリスマス・イブ
  • 12月25日 Juldagen クリスマス
  • 12月26日 Annandag jul ボクシング・デー
  • 12月31日 Nyårsafton 大晦日

1月

  • 1月1日 Nyårsdagen(ニーオース・ドーゲン) 元日
  • 1月5日 Trettondagsafton
  • 1月6日 Trettondag jul 公現祭

2月

  • 2月14日 Alla hjärtans dag バレンタイン・デー
  • ※Vecka9 2月25日〜3月1日 Sportlov スポーツ休暇

3月

  • ◎3月5日 Fettisdagen(フェッティス・ドーゲン) マルディグラ
春 vår

4月

  • ※Vecha16 4月15日〜18日 Påsklov イースター休暇
  • ◎4月19日 Långfredagen 聖金曜日
  • 4月30日 ヴァルボリ Valborg
    祝祭日ではないが、お休みの所もあります

5月

  • 5月1日 Första maj メーデー
  • ◎5月30日 Kristi himmelsfärdsdag 昇天祭
夏 sommar

6月

  • 6月6日 Sveriges Nationaldag スウェーデン建国記念日
  • ◎6月9日 Pingstafton ペンテコステ・イブ
  • ◎6月10日 Pingstdagen ペンテコステ
  • ※Vecka24〜34 6月12日〜8月19日 Sommarlov 夏休み
  • ◎6月21日 Midsommarafton ミッドサマー・イブ
  • ◎6月22日 Midsommardagen ミッドサマー(夏至祭)
    夏至に最も近い土曜日(夏至祭)とその前日の2日間が祝日になります

7

  • 夏休み

8月

  • 夏休み
秋 höst

9月

  • 特になし

10月

  • 10月24日 FN-dagen 国連の日
  • ※Vecka44 10月31日〜11月1日Höstlov  秋休み

11月

  • ◎11月2日  Alla helgons dag 諸聖人の日
    毎年11月第一土曜日が祝日になります

Sommarlov(夏休み)の約2ヶ月はかなりボリュームのある休暇期間だと思いますが、プリスクールはこの期間ずっと閉まるわけではありません。

事前に(4月くらい)夏休みの予定を提出し、日程の調整が行われた後にプリスクールのクローズ期間が決まります。
少なくとも7月に3週間程度皆さんお休みを取るようで、兄弟姉妹に合わせてもっとお休みする人もたくさんいます。

まとめと注意

スウェーデンは夏休みが長いことを除くと、日本より祝日数は少ない(スウェーデンの年間祝日日数は11日、日本は16日)ですが、フレキシブルに働ける環境が整っているせいか、日本よりしっかり休める印象です。

参考:The Telegraph “Mapped: The countries with the most public holidays

また、祝日はスーパーマーケットなど一部のお店を除いてほとんどのお店が閉まってしまいます。
せっかく来たのにお店が閉まっていた・・と悲しいことにならないよう、スウェーデンを訪れる場合は祝日の確認が必須だと思います。

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