【スウェーデンの医療システム】実際に診療を受けた体験談〜予約から診療・処方まで

手続き

スウェーデンで暮らして約1年、初めてスウェーデンの診療所に行き薬の処方を受けました。

日本の知り合いからはよく「スウェーデンて医療費タダなんでしょ?」と聞かれますが、全て無料という訳ではありません。確かに一部無料のものもありますし、医療費自体にも上限が定められているので一定以上の負担は避けられるようになっています。

日本から見るとスウェーデン=高福祉のイメージが強いですが、その裏では効率化されたシステムなど日本とは異なる医療システムに支えられている面があります。

今回はスウェーデンで診療所にかかった体験をもとに、スウェーデンの医療について紹介したいと思います。

診療所(クリニック)を予約する

スウェーデンの病院は基本的に予約制です。1177というヘルスケアの総合案内に電話もしくは1177 Vårdguiden というE-Serviceからネットで予約します。

E-Serviceを利用して予約する場合、パーソナルナンバー とBankIDが必要になります。
緊急の場合や相談したい場合は電話の方が頼りになりますが、予約するだけならネットの方が簡単だと思いますので、スウェーデン到着後パーソナルナンバーやBankIDを速かに入手しておくと通院の際も安心です。

今回はE-Serviceを利用して予約しました。

1177 vårdguiden E-service画面

スウェーデンの診療所はなかなか予約が取れず、予約を待ってる間に骨折が治ったという噂が流れるほどですが・・今回は幸運にも1週間後に1枠だけ空いているのを発見し予約を取ることができました。

予約当日〜診療所に行く

カロリンスカ大学病院
※ここで診察は受けていません

当日、予約時間の15分ほど前に診療所に到着。日本のように受付しようとしたら・・受付に誰もいない!
よく見ると「会議中」というメモが置いてあります。後から入ってくる人たちは気にせずどんどん待合スペースに入っていくので、私もとりあえず座って待つことに。

後で受付の人が戻ってきた時に、初診であることやネットで予約したことを告げると、「とりあえず座って待ってて」と言われたのでひたすら待機。予約時間を少し過ぎた頃、名前を呼ばれ診察室に案内されました。

医師の診察を受け、最終的に薬を処方してもらうことが決まりました。その時に医師から受けた説明によると、
パーソナルナンバー(ID)で処方箋をオンライン登録したので、IDカードを提示すればどこの薬局でも薬を買えるということに驚き!

紙ベースの処方箋はなく、希望の薬局(Apotek)でいつでも薬を受け取れるというのはすごく便利だし効率化されていると思いました。

薬局で薬を買う

薬局 Apotek

処方箋を登録した後、病院を後にし薬局に向かいます。今回の私の診療は無料のものだったので、診療所でのお会計は一切ナシでした。
日本だと補助を受けて医療費0円でもお会計をしないといけないのに、スウェーデンではお支払いない場合は診察が終わったらサッサと帰って〜という雰囲気でした。

薬局の受付でIDカードを提示し処方箋をお願いすると、すぐに内容を確認して薬を用意してくれました。お会計と同時に、私の薬やお会計のデータをパーソナルナンバーで登録しておくので、薬代については上限に達したらディスカウントを受けられるよ・・的な説明をされました。

パーソナルナンバーで全てを管理するスウェーデンの凄さを見せつけられ、このシステムがあれば日本の高額療養費の申請やお薬手帳とか要らないよね!?と驚いてしまいました。システムが全て正しいとは限りませんが、すごく効率的なやり方だなという印象です。

ちなみに1回に処方される量が多く、私の場合1瓶100錠入りの薬(服用は1日1回)を渡されました。これで約3ヶ月分・・!?と驚いていると、追い討ちを掛けるように「2ヶ月以内にあと2瓶受け取れます」と言われました。日本の場合、大病院ではまとまった量の薬を出してくれますが、クリニックや街の診療所の場合大抵2週間分、しょっちゅう通わないとすぐに薬が切れてしまうことが多々あったのでこちらの仕組みの方が助かります。

まとめ

スウェーデンの診療所に掛かってみて、日本との違いにかなり驚いてしまいました。このような効率的な仕組みがスウェーデンの高福祉を支えているのだと思います。

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