スウェーデンでは“Lactose Free”(乳糖不使用)の乳製品が広く売られています。
ラクトースフリーとは、「ラクトース=乳糖」を分解できない乳糖不耐症の人のための商品です。
乳糖不耐症とは消化酵素のラクターゼの欠乏により乳糖が消化できない状態のことで、下痢や腹部のけいれん痛を起こしたりします。
簡単に言ってしまうと、「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする・・」という症状です。
日本ではあまり馴染みがないかと思いますが、スウェーデン(ヨーロッパ)ではラクトースフリーの乳製品が豊富にあります。スーパーの乳製品コーナーの半分近くはラクトースフリーなのでは?と思う程です。
一度、間違えて購入してしまいラクトースフリー牛乳を飲んだことがあります。味は普通の牛乳と比べると少し違いましたが全然問題無く飲めましたし、値段も普通の牛乳より少し高いくらいでした。
スーパーで売られているチルドのスタバも、スウェーデンでラクトースフリー対応。ソイラテに近いテイストで飲みやすかったです。
乳糖不耐症の人は特にアジア系の人に多いそうなので、近いうちに日本でもラクトースフリーの商品を良く見かけるようになるかもしれません。