ストックホルムの秋ももうすぐ終わり、冬はもう目前です。
少し前に秋らしいとちの実を見つけたので紹介したいと思います。
スウェーデンの公園には落葉樹のセイヨウトチノキが植えられている場所があります。こちらのとちの実はKronobergsparkenという公園で見つけました。
子どもが「栗を見つけた!」と言って拾ってきたのを見て、私も見た目で栗だと思い込んでいたのですが、調べてみると栗ではなく、とちの実であると判明。
とちの実は栗とは違い、アク抜きしないと食べられません。栗と勘違いして食べようとすると大変なことになります。
誰が決めたのかは分かりませんが、とちの木は世界四大街路樹のうちの1つだそうです。
世界4大街路樹はプラタナス、ニレ、ボダイジュ、マロニエで、セイヨウトチノキのフランス名がマロニエです。
セイヨウトチノキ→マロニエ→マロンとなったそうで、本来マロンはとちの実をさす言葉でした。
日本ではマロン=栗のイメージなので何だかややこしいです。
元々ケーキのモンブランはマロン(とちの実)を使っていましたが、後に栗を使うようになったため、マロン=栗になったという流れもあるようです。
とちの実(栗)はスウェーデン語ではkastanjer、英語ではchestnutsとなります。
フランス語のマロンは通じにくいと思いますので、スウェーデンでとちの実(栗)を話題にするときは要注意です。
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