日本のネットショッピングの支払いはクレジットカードやQRコード、物によっては代引きなど、様々な手段があると思います。
日本だと「ポイント還元」というハマると泥沼おトクな仕組みがあるので、○○pay(QRコード)かクレジットカードが主流でしょうか?
Pay決済も元を辿るとクレジットカードでチャージしているので根本的にはクレジット決済がメインと考えていいのかな?と思います。
このクレジットカード決済の流れに対して新基軸を打ち出しているのがBuy Now, Pay Later (後払い)です。
購入した後に請求書が送られてくるので、支払いは後で・・という仕組みです。日本でも商品をコンビニ受け取りにすると、受け取る時にその場で支払うこともできるので、感覚的にはそれに近いように思います。
そのBuy Now, Pay Laterで世界から注目を集めているのがスウェーデンのフィンテック企業Klarna(クラーナ)です。共同創設者兼CEOであるセバスチャン・シェミャートコフスキ(Sebastian Siemiatkowski)氏によれば、クレジットカードの利用で負債が拡大しているという問題意識から、クレジットが必要な人には後払いシステムを使ってもらおう!という考えで生み出されたサービスだそうです。
このKlarnaですが、スウェーデンでネットショッピングをするとかなりの確率でお目にかかります。よく見るな〜程度の感覚でしたが、改めて調べてみるとスゴイ企業だったんだ!と目を丸くしております。
こちらのKlarnaですが、ソフトバンクグループ主導の最新の資金調達では456億ドルの評価を与えられています。
ちなみに、2020年9月に6億5000万ドルを調達した際の評価額は110億ドル、2021年3月の資金調達では310億ドル(この時点で既に3倍!!)でした。
株式を公開すればさらにとんでもないことになりそうですが、今のところまだ株式公開の予定はないそうです。
日本のソフトバンクが関わっているということで、将来何か新しいサービスが始まるかもしれませんね。