
スウェーデンのニューイヤーと言えば花火ということで、我が家でも花火を購入し、ささやかながら新年のお祝いをしました。
早い人はは夕方くらいから花火を始めているという話を聞き、夕食後に出かけてみました。
しかし、遠くで花火の音はするものの、実際に打ち上げている人の姿はナシ。
あれ、聞いてた話と違う・・!?
この時だいたい21時、本番は0時だからまだ早すぎるのだと思います。
結局、遠くに花火の見える海沿いの公園で花火をすることに。
水辺も近いし、反対側には同じように花火をしている人の姿があったので背中を押されました。
実際に花火をしてみると、日本の花火とは違って音がスゴイ!爆竹みたいにバンバン鳴ります。スウェーデンの花火は基本的に“打ち上げる”もので、日本の線香花火のような手で持つタイプの花火は主流ではないようです。

時折見回りのパトカーが回ってきましたが、ハッピーニューイヤーと声を掛けてもらったので、花火をしてること自体は問題なさそうでした。
花火を終え一時帰宅後、今度は場所を変えて本格的なニューイヤー花火を見に出かけます。
ストックホルム市庁舎周辺は有名な花火鑑賞スポットの1つということで、少し離れた場所を起点に市庁舎を目指しつつ歩きながら花火を鑑賞します。
こちらのNorr Mälarstrandという海沿いの通りに沿ってストックホルム市庁舎を目指しました。
0時前にはすでにたくさんの人が集まり、そこかしこで花火が打ち上がっています。本当に色々な場所から花火が上がるので、場所取りは不要。
皆さんシャンパングラスを片手に、思い思いに花火を鑑賞しています。
そして迎えた0時ちょうど、盛り上がりは最高潮に達します。
この時が圧巻!360度見渡す限り様々な場所から花火が打ち上げられます。
日本の花火はだいたい1ヶ所から打ち上げられますが、スウェーデンの花火は本当に色々な所から打ち上げられるので、右を向いても左を向いても花火が次から次にポンポン上がっていきます。
自由に花火を打ち上げるので、歩いていると突然目の前で花火が上がることもあり、これにはかなり驚きました。
0時過ぎに市庁舎までたどり着きましたが、何と市庁舎は閉鎖されていて中に入れません。中の広場から対岸の花火を見たら素敵だなと思ったのですが、残念ながらここでUターン。
0時以降も花火は続いていて、来た道を戻る途中もバッチリ花火を楽しむことができました。
0時をピークに30分くらい花火は続き、その後はだんだん少なくなっていきます。
鑑賞するならやはり0時前後がベスト!
ストックホルム市庁舎周辺はCentralenから徒歩で行けるので、ストックホルムで年越しの際は是非出かけてみてください。
