ペンテコステ(スウェーデン語Pingst)とは、聖霊降臨と呼ばれる新約聖書のエピソードの1つで、復活祭(イースター)から50日目の日曜日、イエス・キリスト昇天の10日後の日曜日になります。
ペンテコステとはギリシア語で「50番目の日」の意味です。
イースターに蘇ったイエスは40日間神の国について語ったのち、「まもなく聖霊が降る」と預言して弟子たちの前で昇天しました。
復活(イースター)から50日後(昇天から10日後)集まった弟子たちの上に預言どおりに聖霊が降ったので、その出来事を記念してキリスト教の祝祭日となっています。
スウェーデンでは2004年まで祝日でしたが、6月6日のナショナルデーが祝日になったことにより除外されてしまいました。
そうは言ってもキリスト教のお祝いなので、街では国旗を掲げたりお店も休みになったりと祝日ムードを感じさせます。
ペンテコステは夏の始まりとしてもお祝いされていて、今年はちょうど初夏の陽気!芝生の上で日光浴をする人もたくさんいました。
ミッドサマーに向けて着実に夏が近づいているのを実感します。
参考:EXPRESSEN 7 maj 2020 “Pingst 2020: Därför försvann helgdagen och ledigheten”