スウェーデンのキャッシュレス経済を代表するアプリSwishが10周年を迎えました。
スウェーデン語のニュースサイト8sidorにも今年、スウェーデンでSwishアプリが使われ始めて10年と紹介されています。
I år är det tio år
引用元:8sidor ”Tio år med Swish” 2022. 9.14
sedan appen Swish
började användas i Sverige.
キャッシュレスの必須アプリ〜Swish
以前紹介した通り、スウェーデンではキャッシュレスが基本。そして、キャッシュレスの要とも言えるのが個人間送金のできるSwishアプリです。
レストランなどのお店では主にクレジットやデビットカードなどを使い、個人間の資金決済にはSwishを使います。Swishを使った送金のベースにあるのは個人の電話番号です。
Loppis(ロッピス)と呼ばれるフリマや蚤の市では店頭に電話番号が提示され、その番号宛に送金する形で決済を行います。
店頭に自分の番号を堂々と掲示ってよく考えるとスゴイですよね。日本だとスマホの電話番号は無闇に晒さない感じがしますが、それ以上に利便性が上回っているのだと思います。
送金手数料は無料なので、銀行口座とスマホ、電話番号があれば誰でも利用可能。
加盟店手数料もなさそうなので、日本の○ペイより導入のハードルが低い!
日本の○ペイは手数料かかるので、応援しているお店の支払いで使うのに躊躇してしまう小心者にはありがたい仕組みです。
外国人には導入にハードルあり?
幼稚園の保護者会やパーティーの会費などもこのSwishで集金されます。
念のため現金を多少持っておく・・という必要が全くないのがスウェーデンの徹底しているところだと思います。
その分、スマホや銀行口座の有無が重要になってしまうのが外国人にとってはツラいのですが・・。
今後はスウェーデン警察がSwishで犯罪抑止の情報を得られるよう法整備していくようなので、この10年でSwishはスウェーデンの暮らしに欠かせないものになったと言えるのではないでしょうか?