スウェーデン・ストックホルム郊外のローベン島にある離宮Drottningholms Slott(ドロットニングホルム宮殿)は、1991年にユネスコ世界遺産に登録されたスウェーデン有数の観光地の一つであり、現在も国王一家の住居として使用されています。
Drottningholm(ドロットニングホルム)とはスウェーデン語で“王妃の小島“という意味で、スウェーデン王カール11世の母后ヘトヴィヒ・エレオノーラの命によって1662年に建設が始められました。
ちなみにストックホルムにはKungsholmen(王の小島)もあり、こちらはノーベル賞の晩餐会で有名な市庁舎などがあります。
現在、宮殿内は新型コロナウィルスの影響で閉鎖され見学できませんが、庭園は無料で広く開放されています。
北欧のヴェルサイユと呼ばれるほど見事な庭園が広がります。
一部立ち入り禁止エリアがありますが、かなりの部分を自由に散策することができます。ピクニックや犬の散歩を楽しむ人がたくさんいました。
園内には歴史のある建造物も点在しています。
中国離宮はだいぶ色褪せてていて、ちょっとがっかりな感じ。
園内の水辺にはカモなど鳥もたくさん。宮殿に住むせいか、鳥たちもそこはかとなく優雅な雰囲気を醸します。
ストックホルム中心部から電車とバスを乗り継いで40分ほど。ストックホルムから少し足を伸ばして観光するのにピッタリの素敵な場所だと思います。