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ストックホルムに渋谷のスクランブル交差点を導入する試み

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ここまで人は多くありませんが・・

少しだけ政治のお話です。
2020年ストックホルム市の予算が提出されました。その中に盛り込まれた施策の1つにこのようなものがあります。

Stockholm ska härma Tokyo(ストックホルムが東京のようになる)

タイトルに惹かれて色々調べてみると、この施策は歩行者の交通に関する投資であり、具体的には以下のことが分かりました。

この施策の具体的な内容は
  • 青信号であらゆる方向から同時に渡ることのできる横断歩道の設置(スクランブル交差点の導入)
  • 自転車レーンに色を付ける

参考にしたスウェーデンのニュースサイトではなぜか必ず渋谷のスクランブル交差点の画像を載せていました。
スクランブル交差点=渋谷のイメージが強いのかもしれません。

参考にしたサイトはこちら

mitt i STOCKHOLM「Stockholm ska bli Tokyo – med diagonala övergångsställen」

svt NYHETER 「Diagonala övergångsställen ska öka säkerheten för gående」

スクランブル交差点にすることで、一度に歩行者を横断させより安全を確保する狙いがあるようです。

東京に住んだ経験がある者からすれば、スウェーデンの人口密度でスクランブル交差点は本当にいるの?と疑問に思うこともありますが・・。

こちらで東京23区とストックホルム、スウェーデンの人口密度を比較してみました。


人口 面積 人口密度
東京23区 約960万人 627㎢ 15,311人/㎢
ストックホルム 約97万人 209㎢ 4,641人/㎢
スウェーデン 約1,000万人 450,295㎢ 22人/㎢

※東京は2019年8月、ストックホルム・スウェーデンは2017年のデータを元にしています

改めて表にすると東京の過密ぶりがスゴイ!
スウェーデンのほぼ全人口が東京23区に集結しているようなものです。

要不要は別として、ストックホルムにスクランブル交差点を作ったとしても渋谷のような“祭り”状態にはならないでしょう。

それはそれとして、ストックホルム渋谷化計画の行く末が少しだけ楽しみです。

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