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ミルクに替わる?スウェーデンの植物由来の代替乳製造「Oatly(オートリー)」がアメリカ上場

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牛乳の代替品、オーツ麦由来のミルク「オーツミルク」を作るスウェーデンのOatly(オートリー)社が5月20日木曜日、アメリカのナスダック証券取引所に上場しました。

かつて、オーツミルクは牛乳を飲めない人向けのものでしたが、昨今はヴィーガンや環境への配慮などの観点から注目を集めており、「オーツミルクは牛乳よりも健康的で環境に良いという」メッセージも積極的に発信されています。

オプラ・ウィンフリーのような有名な投資家も興味を持つなど、将来性のある投資先となる可能性が十分にあります。

オートリー社は今回の株式の売り出しで14 億ドルを調達しました。  
オートリー株は最初1 株あたり 17 ドルでスタートし、その後、同社の評価額は 100 億ドル近くになり、株式の取引開始後に株価は24%上昇して1株あたり21ドルになりました。とりあえず上がって良かった!

世界で注目されるオーツミルクですが、その現状や将来性についてまとめてみたいと思います。

環境に優しいオーツミルク

オーツミルクなどの代替ミルクが環境に優しいと聞いたことがある方もいると思いますが、実際どのようなところが環境に良いのでしょうか?

簡単にまとめると、オーツミルクなどの代替乳は、牛乳よりも生産に必要な土地とエネルギーが少なくて済み、気候変動に関連するガスの放出量が牛乳よりも少なくなると言われています。昨今叫ばれる「酪農は環境に優しくない!」という主張はこの辺りから来ているのです。

そして、2018 年に行われたオックスフォード大学の研究によると、オーツミルクの生産は、他の植物性乳製品よりも環境への悪影響が少ないことがわかったそうです。例えばアーモンドの木は乾燥した土地で育つため、アーモンドミルクの生産には大量の水が必要となることなどが挙げられています。

代替ミルクなら何でもOKという訳じゃないのね・・

こうして見ると、オーツミルクの将来性にかなり期待が持てそうな気がしてきてしまいます。

オーツミルクの成長性

実際の成長性はどうなんだというと、市場調査会社の Euromonitor によれば、このようなプラントベースの製品の世界的な売上高は 2020 年に 180 億ドルに達し、これは牛乳や乳製品 6,000 億ドルの市場の 3% に相当するそうです。

日本のスタバでも最近はオーツミルクラテを売るようになってるので、今後オーツミルクがよりメジャーになっていく可能性は高そうな予感がします。

上場したばかりで現在ほぼオーツミルク一本勝負の会社のため、今後どうなるかは未知数。ですが、日本でもオートミールが注目されてますし(ダイエット目的ですが・・)ミルク以外の商品にもオーツ麦が広がっていけばさらに成長が見込めるのかなと思います。

スウェーデンでのオーツミルク

スウェーデンではオーツミルクはどのような扱いになっているかというと、結構普通にスーパーで売られています。ただ、牛乳に比べると値段が高いので、価格重視の人にはちょっと受け入れ難いかもしれません。

ちなみに、カフェやレストランのセルフのコーヒーサービスには様々なミルクと一緒に大抵オーツミルクも置いてあるので、それなりにメジャーなのでは?と推測されます。

ただ、従来のミルクvsオーツミルクというバトルも存在しており、それぞれが自社製品のミルクのパッケージ上で自身の正当性?を主張し合っています。
昔ながらのミルクも言われっぱなしで黙ってないよ!ということですね。

味はについてですが、豆乳に近い感じでしょうか?
個人的には豆乳もアーモンドミルクもオーツミルクも似ていると思うので・・(微妙に味は違うのですが、うまく説明できなくてすみません)
豆乳がOKな人は恐らく抵抗なく飲むことができると思います。

余談ですが、数年前のストックホルムマラソンの給水ポイントにはオーツミルクが置かれていました。スポンサーなんだとは思いますが、流石にマラソン中には飲みたくないなーと思いながら見ていた覚えがあります。

まとめ

将来性のある投資先として幸先良いスタートを切ったオートリー社ですが、従来の酪農に取って代わる勢力となるのか?等々、スウェーデン由来の企業として今後も注目を集めることを期待したいと思います。

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