スウェーデンの巨大アパレルH&Mが新型コロナウィルスによる影響で厳しい決算を迎えました。
第二四半期の営業利益は62億スウェーデンクローナの赤字となり、10年ぶりの赤字転落だそうです。
これによりスウェーデン国内の従業員たちも苦しい状況となっています。ある従業員によれば、給料を本来の額の半分程度しか受け取れず、残りがいつ支払われるか未定とのこと。
※参考:AFTONBLADET 28 JUN 2020 “H&M-anställda utan full lön i månader”
一方、日本のH&Mは緊急事態宣言の解除以降に新店舗をオープンさせているので(某地方ショッピングモールに堂々オープン)ヨーロッパよりは好調なのか?とも思いますが、世界全体で見たときのダメージの大きさは計り知れないものがあると思います。
ロックダウンしない政策で経済を維持する戦略のスウェーデンですが、グローバル企業はその影響を避けられないようです。