スウェーデンで宅配サービスを利用するのはネットショッピングで買い物をした時くらい、いつも自分が受け取る側でした。
先日、子どものおもちゃが壊れてしまい修理をお願いするために初めて自分からスウェーデン国内宛の荷物を発送することに!
スウェーデンの郵便では色々トラブルも聞くので送ることに不安もありましたが、送らないとおもちゃは永遠に直らないので仕方なくトライ!その時の体験談をまとめてみました。
近所のPostnordに行ってみる
こちらの事情もあり、なるべく早く修理してもらいたかったので自宅から一番近くのPostnord(郵便を取扱う店)におもちゃを梱包した箱を持ち込みました。事前に色々調べれば良かったのでしょうが、急いでいたのでとりあえず送りたい荷物を持って行き、その場で考えることにしました。
日本の至れり尽せりサービスに慣れた私は“行けば何とかなる”という軽い気持ちで店に向かい、激しく後悔することになります・・。
不安な発送
Postnord(郵便取扱店)といっても、私の訪れた店は“個人商店の一角でついでに郵便もやってますよ”という雰囲気のもの。スウェーデンではこれが基本スタイルです。ネットショッピングの荷物の受け取りはいつもこの店が指定されてたので、我が家のエリアでは中心的な役割を果たす店だと思われます。
ダメもとで荷物を持ち店に突撃した後、私は自分の間違いに気付きました。いつもは荷物を受け取るだけなのであまり気にしなかったのですが、店員さんの英語が拙い・・!?スウェーデン語はバッチリですが、英語は恐らく必要最低限。スウェーデン語スキルが拙く、ここぞという時に英語を使う私はいきなり店員さんと意思疎通できないという事態に陥りました。
どうにかこうにか自分の要望を伝えますが、ここで発覚するのが店員さんが“宅配サービスの知識ゼロ”という衝撃の事実。
正確に言うと、こちらが具体的な配送サービスを細かく指定すればその通りにやってくれるのですが、「この荷物送りたいんだけどどうしたらいい?」というざっくり質問には上手く答えられないのです。
やっぱり事前に調べておくべきだったー!!
激しく後悔しますが、「要はこれを送ればいいんだろ?」という感じで店員さんが箱に切手を貼り始め、最終的にこんな形で送ることになりました。
日本だと定形外郵便に当たるのでしょうか?
専用の宅配伝票を使わず、箱に自作の宛名を書いた紙を貼り付けただけという簡素なスタイルの荷物が出来上がりました・・。
これで届くの?不安しかない・・
結果と反省点
不安しかない発送方法でしたが、荷物は奇跡的に無事に届きました!
今回の件で学んだことは、スウェーデン国内で荷物を送る時は自分で発送方法をよく調べてから窓口に行く。
当たり前のことですが、行けば店員さんが教えてくれるだろうというのは甘い期待でした。もちろん店員さんが色々教えてくれるケースもあると思いますが、そうでない場合もあるよ・・ということで、自力で発送方法を説明できる状態にしてから窓口に行った方が間違いありません。
今回は時間がなくて、エイヤッと荷物を送ってしまいました。しかし、後で調べたら事前にネットで伝票を作るサービスとか色々あるようなので、次回は自分の送りたい荷物に合ったサービスをよく調べてから窓口にトライしたいと思います。