スウェーデンのサッカーリーグ、Allsvenskan(アルスヴェンスカン)の開幕がひとまず6月14日に決定しました。
本来は4月開幕ですが、新型コロナウィルスの影響で延期になっていました。
通常だとシーズン開幕前にテストマッチが行われるそうですが、公衆衛生庁の疫学スペシャリストAnders Tegnell氏によりまだ数週間は大人のスポーツ試合を禁止されています。(子どもは健康のためスポーツしても良い、むしろ推奨)そのため、準備期間なしでいきなりシーズン突入もあり得るようです。
参考:EXPRESSEN 17 apr 2020 “Nya planen – då ska allsvenskan starta”
サッカーのスウェーデン代表は男女共にW杯で活躍するなど日本でも結構有名な気がしますが、通常のリーグ戦は他の欧州各国に比べるとかなりマイナーな印象です。
1部・・Allsvenskan (アルスヴェンスカン)
2部・・Superettan (スーペルエッタン)
3部・・ディヴィション1
リーグの構成はこのようになっていて、最上位のAllsvenskanには16のクラブがあり、それぞれ2回、ホームアンドアウェイ方式で試合を行い順位を決定します。シーズンは4月から10月の間に行われ、1部の15位以下の下位2クラブが2部Superettanへ自動降格、2部からは上位2クラブが自動昇格します。1部の14位と2部の3位クラブがプレーオフを行い勝者が残留、もしくは昇格します。
日本のJリーグに例えると、
1部のAllsvenskanがJ1、2部SuperettanがJ2、3部ディヴィション1がJ3といったところでしょうか?
新型コロナウィルスの影響で先が見通せないなか、本当に6月に開幕できるのか?観客はどうするのか?など不透明な部分が多々あります。そうは言ってもスウェーデンでサッカーは人気スポーツの一つ。今後どうなるのか注目が集まりそうです。