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春が近づく3月25日はスウェーデンのワッフルデー

季節

スウェーデンで3月25日はVåffeldagen/ワッフルデーです。

ワッフルデーはいたってシンプル。自宅やカフェでワッフルを味わおう!というものです。ちなみに、スウェーデンには“シナモンロールの日”もあります。ペイストリー系の記念日が色々あるのはフィーカ文化ならではかもしれません。

ワッフルデーが現在の形になったのは最近で、もともと3月25日はキリスト教の祝日であるMarie bebådelsedag/Vårfrudagen(聖マリアの受胎告知/スプリングデイ)でした。

受胎告知は12月25日の9ヶ月前に当たる3月25日に大天使ガブリエルが処女マリアにキリストを妊娠していることを伝え、それを受け入れるお話です。スウェーデンではこの頃ちょうど春の足音を感じ始めるので“スプリングデイ”とも呼ばれています。

本来3月25日はVårfrudagen(スプリングデイ)でしたが、よく似た発音のVåffeldagen(ワッフルデー)と勘違いされてしまった・・・というのがワッフルデーが誕生の由来だと言われています。

ものすごい勘違いですが、楽しければまあいいか!?ということかもしれません。

ちなみにスウェーデンのワッフルはベルギーワッフルより薄くハート型で、サクッと軽い食感です。

スウェーデンのスキー場で食べたワッフル

我が家もワッフルデーに乗っかろうと思いましたが、ワッフルメーカーがないのでパンケーキで代用。雰囲気だけ味わいました。

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