スウェーデンではBBQなどのグリル料理がとてもポピュラーです。
恐らくどの家庭でも立派なオーブンは標準装備なのではないかと思います。
私が今まで住んだアパートも全て立派なオーブンが付いていました。
こちらでは薄切り肉があまりなく、塊のお肉が主流です。フライパンでサッと炒めるよりオーブンでじっくり焼く方がお肉の形に合っているのかな??と感じています。
日本では魚焼きグリルを使う程度でしたが、せっかく立派なオーブンがついているのに使わないのはもったいない!ということでスウェーデンに住んで以来オーブン料理にチャレンジしています。
オーブン料理をしていて気づいた点をいくつかまとめてみました。
料理の実力がバレてしまいますが・・
オーブン料理のメリット
作り置きが可能
ハンバーグやチキンなどグリルを使うと一度にたくさん作ることができます。
私がよく作るのがハンバーグです。
作り方としては、
- 合挽肉、レンチン玉ねぎみじん切り、卵、牛乳、パン粉、すりおろし人参、塩コショウを混ぜてタネを作る(人参は少なめで)
- サラダ油を引いたフライパンで軽く焼き目をつける
- ハンバーグを耐熱皿に移し、180度に余熱したオーブンに入れる
- 15分ほど焼く
- オーブンで焼いてる間に2.で使用したフライパンでソースを作る(トマトケチャップと中濃ソース1:1に白ワインを適量)
- ジャガイモをレンチンして火を通しておく(500wで4分くらい)
- 3.の耐熱皿を一度取り出し、6.のジャガイモを入れ、5.のソースをかける
- 最後に2〜3分オーブンで焼く
一気に書いてしまいましたが、まとめて作れるので
ちょうど良い作り置きになります。我が家はお弁当を作るので、作り置きしておくととても便利!!
焼いている間にもう一品!
オーブンで焼いている間、コンロが空くので他の作業をやりやすくなります。やる気があるときはここでもう一品作ることもあります。
ふんわり仕上がる
じっくり焼き上げることでふんわり仕上がります。特に鶏肉はフライパンのみで調理する場合と比べてしっとり仕上がると思います。
デメリット
煙・匂い
料理によるのですが、ものによってはオーブンのドアを開けた瞬間に煙が出てくることがあります。
私は部屋の煙探知機?を何度か鳴らしたことがあり・・大事には至らずに済みましたが、反省してオーブンを使う時は窓を開けるようにしています。
また、思った以上に部屋に料理の匂いが充満してしまうことがあります。部屋干ししていたタオルに匂いが移っていたという悲劇もありました・・。
ずっと部屋にいると気づきにくいのですが、後から部屋に匂いがこもっていると感じる時があるのでやはり窓を開けるなど換気は大切です。
汚れ
オーブンの庫内や天板が油などで汚れます。いつのまにか油が飛び散っていたりして、後から気づくとすでに固まってる・・という悲惨な事態になることも。
汚れの予防や掃除は必須です。
オーブン汚れ対策
アルミホイルでカバー
予めアルミホイルで軽く蓋をしてオーブンに入れると油の飛び散りを防げます。また、料理の焦げ対策にもなるのでおススメです。
最後は洗剤で!
汚れがついてしまったらお掃除です。
手堅いのはクリームクレンザーだと思います。日本では「ジフ」が有名ですが、こちらでは「Cif」(シフ?)と表記されています。
これを汚れにつけてしばらく置き、スポンジなどで拭きます。軽い汚れならそんなにゴシゴシしなくても落ちます。ガッツリついてしまった汚れも、頑張ればかなり綺麗になります。
スウェーデンに来た当初は薄切り肉が手に入らず、日本で定番だった炒め物を作れない・・と困っていました。
しかし、オーブン料理を開拓するにつれむしろこっちの方が便利かもしれないと思うまでに!
オーブン料理、なかなか面白いです。