スウェーデンでは春の陽気に誘われて、テラス席が続々とオープンしています。
スウェーデンではテラス席だけでなく、店内でも着席なら飲食可能ですが、社会的距離を取ることが大前提。ストックホルムのファーストフード店では、必ず隣の客と1席以上空けて座るようになっているところもあります。しかし、未だに不十分な状態で営業しているお店もあるようで、人出が多くなるイースター期間はスウェーデン当局も目を光らせています。
今のところ、スウェーデンはテープを使って距離を一定に保つ作戦を“しない” そうです。テープ作戦はしないものの一応距離の目安はあり、“腕一本分”だそうで、これを守るには国民一人一人の高い意識が求められています。
また、お店側が感染拡大防止ルールを守らない場合、最悪店舗の閉鎖もあり得ます。
参考:SVT NYHETER 2020 April 9 “Nu ska trängseln på Stockholms uteserveringar bort – riktad insats i påsk”
ヨーロッパの中でも緩やかなコロナ対策で独自路線を行くスウェーデンですが、感染者数はついに1万人を突破。強制力の弱い対策をどこまで続けられるのか・・?気になるところです。