2019年4月上旬、チューリップの季節にオランダを旅行してきました。首都アムステルダムからハーグ、少し足を伸ばしてギートホールンまでの家族旅行を振り返ってみようと思います。
1日目 アムステルダム、ザーンセ・スカンス観光
2日目 アムステルダムからキューケンホフへ移動
3日目 キューケンホフ観光
4日目 ハーグ観光
5日目 ライデン観光 → ハーレム フラワーパレード鑑賞
6日目 アムステルダムからギートホールンへ移動
7日目 ギートホールン観光
今回紹介するライデンですが、実は日本とは深い関係がある街でもあります。
江戸時代、日本が鎖国していた時もオランダとは出島で交易が行われていましたが、その出島に滞在したオランダ人はライデン大学で学んだ人たちだったそうです。
日本とは、17世紀にまでさかのぼる長い関係があり、ライデン大学で学んだ数多くがオランダ東インド会社に勤務して出島に滞在し、日本についての著作を残しています。またライデン大学が自負することに、世界で初めて日本学科を開設 (1855年) し、かのシーボルトの弟子のヨハン・ヨゼフ・ホフマンを日本語教授としたことがあり、その日本学科は現在も活気にあふれています。西周や津田真道ら幕府派遣留学生もライデン大学に学んでおり、以来今日まで多くの日本人留学生・研究者を迎え入れています。
引用元:ライデン大学東京事務所ホームページ
日本と縁のある都市ライデン観光について、実際に訪れたスポットを中心に紹介していきたいと思います。
ライデン中央駅 Liden Centraal
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ライデン観光の起点となるライデン中央駅です。白い金属製のポールが碁盤の目のように配置され、近代的な印象です。
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駅の近くで見つけた猫さん。
スウェーデンの猫は専ら室内飼いで街で見かけることがありません。ライデン中央駅付近での出会いにちょっと不思議な気分になりました。
ライデン要塞 Burcht van Leiden
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ライデン要塞は、小高い丘の上に立つオランダで最も古い城の一つです。
要塞の立つ丘は人工的なもので、考古学者によるとこの丘は9世紀後半に建てられたと考えられています。14世紀には要塞としての機能を失い、現在はライデンの街を一望する観光スポットとなっています。
入場は無料、要塞に向かう階段の傾斜は結構キツめです。
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要塞の中に入ると螺旋階段があり、そこを登ると、ライデンの街をぐるっと一望できる展望スペースになっています。ここからオレンジの可愛らしい三角屋根の街並みを見渡すことができます。
ライデンの教会
Hartebrugkerk
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ライデン要塞の展望スペースから見える教会です。要塞からみると、オレンジ色の可愛らしい三角屋根からぴょこっと顔を出しているみたいに見えます。
Hooglandse Kerk
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また、ライデン要塞の扉からはHooglandse Kerk(ホーフランセ教会)の姿も見えます。
こちらもライデンの歴史ある教会の一つです。
ボートツアー
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運河をボートに乗って観光するツアーもあります。
私たちは乗りませんでしたが、当時は観光客がたくさん乗り、賑わっている印象でした。
街歩きとは違った趣でライデンの街並みを楽しむことができると思います。
デ・ファルク風車 Molen de Valk
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有名なデ・ファルク風車です。18世紀の建物で、風車の中はミュージアムになっています。
ミュージアムは有料、風車の周りが噴水や芝生で公園のようになっているので散策するだけでも雰囲気を味わうことができます。
詳しくはこちら。
デ・ファルク風車から徒歩5分ほどで、デ・プット風車があります。こちらはモダンな雰囲気の風車で、個人的にスタイリッシュ風車と呼ぶほど現代的です。デ・プット風車の近くにはオランダの画家レンブラントの生家跡や跳ね橋のレンブラント橋が掛かり、写真映えならこちらもオススメです。
ライデン民俗学博物館 Museum Volkenkunde
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オランダの植民地時代の東南アジアを中心とした展示内容です。
冒頭で紹介した通り、ライデンは東インド会社時代から日本と交流がある街なので日本に関する企画展が行われる場合もあります。
詳しくはこちら。