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【スウェーデン語学習】基本の仕組み〜動詞の位置と疑問文

スウェーデン語

スウェーデン(ストックホルム)ではスウェーデン語が話せなくても英語でほとんど生活できる環境があります。そして、スウェーデンの方が話す英語は聞き取りやすく、うっかり英語が上達したと勘違いしてしまうほどです。しかし、現地の雰囲気を肌で感じるには、やはり現地の言葉を知ってこそ!

スウェーデン後は日本ではマイナー言語ですが、どんな言葉であれ、新しい言葉を知る、学ぶ喜びはいつまでも色褪せないものです。

少しずつ続けているスウェーデン語の学習を兼ねて文法的な事項をまとめていきたいと思います。

スウェーデン語の動詞の位置

基本的には英語と似ている部分が多くあります。

現在形では、所謂S+V+O(主語+動詞+目的語)が基本です。英語と似ている部分もありつつ、スウェーデン語ならではのルールもあります。

スウェーデン語の動詞の位置について確認していきます。

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JagheterMaria
Kommerdu från japan?
Varifrånkommerdu?
Vadtalardu för språk ?

現在形

①Jag heter Maria.

自己紹介で必須のフレーズです。

英語なら My name is Maria.

Jag = I 私

heter = called 呼ばれる

Maria = Maria マリア

私はマリアと呼ばれる→私はマリアです。

初めに主語 Jag、次に動詞 heter, Maria と続きます。

Jag älskar dig.
これは、英語ならI love you.

Jag = I

älskar = love

dig = you

これは英語の文法にかなり近いです。

ただ、英語にある所謂“三単現のS”はスウェーデン語に存在しません。

英語だと、He loves her.
主語が彼・彼女など三人称単数で、現在形の時は動詞にSが付き、loveがlovesになります。

スウェーデン語では主語が三人称単数でも動詞は変化しません。
例えば、Han älskar henne. (彼は彼女を愛してる)

Han = He

älskar = loves

her = henne

現在形の動詞の位置は英語とほぼ同じですが、英語のように主語の人称に合わせて動詞にSが付くなどの変化はありません。

疑問文

Kommer du från japan?(あなたは日本から来ていますか?)

これは、現在形のDu kommer från japan. (あなたは日本からきています)を疑問文にしたものです。スウェーデン語では動詞を先頭にすると疑問文になります。

ざっくり言ってしまうと、主語と動詞をひっくり返せば疑問文になるのです。

ちなみに、

Kommer = come

du = you

från = from

japan = Japan

スウェーデン語では、Japanの先頭は小文字のまま表記されることが多いです。

Japanの綴りは英語もスウェーデン語も同じですが、発音が全くの異なります。
スウェーデン語ではジャパンではなく、ヨーパンと発音します。
スウェーデン語は英語と似ている部分が多いと言われ、同じ綴りの単語もありますが、発音が全然違うので要注意です。

疑問詞

③Varifrån kommer du?(どこから来てますか?)

④Vad talar du för språk?(何語を話しますか?)

Varifrån =どこから

Vad =何(英語のwhat)

動詞と主語をひっくり返した疑問文の頭に疑問詞をつければ、所謂5W1Hの疑問文を作ることができます。

簡単にまとめてみました。本来は単純に英語との比較はできませんが、分かり易くするため並べてみました。

スウェーデン語英語日本語
VadWhat
VilkenWhichどれ
VilketWhichどれ
NärWhenいつ
VarWhereどこ
VartTo whereどこへ
Varifrån From whereどこから
Varför Whyなぜ
HurHowどのように

まとめ

現在形の基本構文は英語とほぼ同じ、主語+動詞+目的語となります。

疑問文は主語と動詞を入れ替えます。

疑問文の先頭に疑問詞を付ければ、5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・どうやって・・etc?)疑問文を作れます。

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