【2023年秋】スウェーデン・ストックホルムのvasastanで自転車道路プロジェクトが進行中

2023年秋からストックホルムのSurbrunnsgatanで自転車道路の建設プロジェクトが始まることになりました。

I höst startar arbetet med att skapa bättre förutsättningar för cyklister på Surbrunnsgatan. Bland annat regleras gatan om till cykelgata, genomgående gångbanor byggs på sex platser och en av stadens smalaste cykelbanor breddas.

引用元：Stockholms stad “Surbrunnsgatan blir Stockholms första cykelgata“

自転車道路の建設予定地〜Surbrunnsgatan

Surbrunnsgatanは比較的狭い通りですが、近くには通勤電車Pendeltågが停車するOdenplan駅や図書館、Vasaparkenという大きな公園がある良い場所です。

ストックホルムでは通勤時間帯に自転車を見かけますが、道路によってはこれどうするの？というくらい細い自転車レーンを通っている場合があります。それにも関わらず（個人的な感想ですが）フードデリバリーのドライバーなどは結構アグレッシブな運転をしています。このように危険な状況を改善するのもプロジェクトの目的の1つにあるようです。

3番のバスはvasastanの近くを通ります。

ストックホルムの自転車道路プロジェクトについて

自転車道路は分かりやすく色分けされ、そこでは自動車も自転車のスピードに合わせた交通ルールを守ることになります。自転車や歩行者の安全を確保するために専用レーンや停車場所を設け、自動車の駐車スペースは削減、これには賛否あるようです。

ただ、冬はどうするのでしょうか？

近年は温暖化でストックホルムに雪が積もらない時もありますが、雪が降ったら自転車に乗る人は激減すると思います。実際、コミュニティペーパーでも雪道の自転車について注意喚起されているので、冬は結局普通に車が通っているだけ・・という可能性もゼロではないかもしれません。

自転車大国オランダとは異なり、スウェーデンでは積雪の問題があります。これを機に自転車大国を目指すのか・・？ストックホルムの街並みも時代と共に変わっていきそうです。