クリスマスシーズン真っ只中のスウェーデンではスーパーなど様々な場所でPepparkaka(ジンジャークッキー)を見かけます。
こちらのクッキーはジンジャーやシナモンなどのスパイスが効いていてクセになる味わいです。
ジンジャークッキーはヨーロッパで古くから愛され、15世紀後半にはスウェーデン・ノルウェー・デンマーク王ハンスの病気を治すため処方されたという逸話があります。ジンジャーなどのスパイスが体に良いと考えられたのでしょうか?
PepparkakaのPepparですが、中世の頃は本当にペッパー(胡椒)をクッキーに混ぜていました。
ペッパーに代わりジンジャー・シナモン・クローブがメインのスパイスとなった今でも、スパイスの代表としてPepparの名前が残っているそうです。
※参考:ANNASホームページ “History & Tradition”
そしてこちらのジンジャークッキー、何と言っても嬉しいのがその手頃な価格です。
物価の高いスウェーデンにおいて、ドッサリ入ってSEK15〜30(200円〜300円程度)で買えるお菓子は貴重な存在といえます。
同じクッキーが空港に行くと3倍くらいの価格になっているので、冬のスウェーデン土産にする場合は地元のスーパーで購入することをオススメします。