2020年3月12日、日本の外務省からスウェーデンを含む欧州の複数の国に対してレベル1の感染症危険情報が発出されました。
レベル1は“十分注意してください”ということで、直ちに渡航が制限される訳ではありません。しかし、スウェーデンでは急激に感染者数が増えており、2週間あまりであっという間に500人にまで達してしまいました。これらの感染者の多くは2月のスポーツ休暇でイタリアに旅行に出掛けた人たちだそうです。ヨーロッパの中でもいち早く感染者が増え始めたイタリアにあえて旅行に行く人がこんなにいたのかと驚いていますが・・すでに増えてしまったものは仕方ありません。
今は咳エチケット、手洗い、除菌を徹底して混雑した場所には近付かないなど対策をしていくしかありません。
子どものプリスクールでも玄関先にアルコール消毒が設置されたり、国や地域に関係なく海外から帰国した人は2週間の自宅待機が定められました。
徐々にスウェーデンでも緊迫した雰囲気になってきています。人口あたりの感染者数で考えればスウェーデンの方が深刻なのですが、未だにインフルエンザの流行と同じレベルで捉えている人も結構いるようです。
そのおかげか?買い占めやパニックは今のところ発生していません。
もしスウェーデンへの渡航を考えてる方がいましたら、外務省の「海外安全ホームページ」に感染症危険情報が出ていますのでご覧ください。
他の国の新型コロナウィルスに関する渡航制限などについても詳しく書いてあります。