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【新型コロナウィルス】ストックホルムの感染者数ピークアウトか!?

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スウェーデンの疫学者Tegnell氏による記者会見によると、現在スウェーデンの新型コロナウィルス感染者数は合計16,004人、そして1,937人が亡くなっています。

日本の感染者数が11,579人、283人が亡くなっているのと比べると、スウェーデンの死亡者数は多い印象を受けます。

日本だけでなく他のヨーロッパ諸国より死亡者数が多いので、今でも研究者グループなどがより厳しい規制を求めています。

スウェーデン全体の感染者数は増えているものの、ストックホルムの新規感染者数は増えていないとのこと。日本の記事でも“ストックホルムは集団免疫を獲得しつつある”と言われているので、現状の規制が維持されるのだろうなと思います。

そして、感染防止の規制と並んでスウェーデン当局が懸念しているのが経済への影響です。ホテルやレストラン、アミューズメント関係が特にダメージを受けていますが、全ての業種で何らかの影響を受けており、補償を求める人が殺到しています。

スウェーデンは都市封鎖もしていないし、お店も通常営業している印象が強いかもしれませんが、中心街の人影はまばらで店内は閑散としています。テラス席や公園などに人が集まっていますが、実際には“自粛モード“で、お店はクローズこそしてないもののテイクアウトに力を入れたり工夫を凝らして何とか生き残りを模索している状態です。

ストックホルムの新規感染者数の増加がフラットな状態になってきたことで、今後ピークアウト、収束に向かうのか・・?まだまだ気を抜けない状況ですが出来る限り気をつけて過ごしていきたいと思います。

参考:svt NYHETER 22 apr 2020 “Tegnell: De nya fallen kommer inte från Stockholm

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