2019年4月上旬、チューリップの季節にオランダを旅行してきました。首都アムステルダムからハーグ、少し足を伸ばしてギートホールンまでの家族旅行を振り返ってみようと思います。
キューケンホフ公園について
キューケンホフ公園は、元々17世紀にオランダ東インド会社の提督が建てた大邸宅の庭園でした。その後、1949年に屋外球根展示会が開かれ、現在の公園の姿になりました。
キューケンホフ公園は3月中旬~5月中旬のチューリップが咲く季節のみ開園し、世界中から観光客を集めています。
実は、日本でもこのキューケンホフ公園の雰囲気を味わえる場所があります。
それは国営昭和記念公園の渓流広場で、日本経済新聞でこのように紹介されています。
花で有名なオランダのキューケンホフ公園の元園長が監修しており、花や植栽の配置を工夫。
引用元:「NIKKEIプラス1何でもランキング『春を感じるチューリップの名所へ 富山に長崎、北海道…』」日本経済新聞 2022年3月19日
昭和記念公園のチューリップと本場オランダのチューリップを比べてみるのも面白そうですね!
園内マップ
1 エントランス
エントランスをくぐると、すぐに圧巻のチューリップ畑を目にすることができます。
園内は広いので、ここでの鑑賞はそこそこにして次に進むとさらに素晴らしい景色を眺めることができます。
“球根展示会”の会場なので、チューリップ以外の花もあります。こちらはヒヤシンス。様々な花を楽しめるのがキューケンホフ公園の魅力の1つです。
2 動物ふれ合い・プレイスポット
キューケンホフ公園はチューリップ以外にも見所があります。動物と触れ合えたり遊具や迷路があるエリアもあるので、子ども連れでも十分楽しむことができます。
3 風車
オランダと言えば、やはり風車!
公園内にも立派な風車があり、中を通って登ることができます。
風車の上からは園内を一望できます。
画像の右下に写っている大きな黄色い木靴はザーンセ・スカンスにあったのと同じものです。
この巨大な黄色い木靴はこの後に訪問するギートホールンでも再登場します。オランダ観光あるあるな撮影スポットのようです。
4 室内展示施設
庭園の花々も絶景ですが、屋内の展示施設も鮮やか!
こちらは蘭を中心とした展示でチューリップとは違った華やかさを楽しめます。
こちらの写真は並んで撮りました。1つ後ろの人が前の人の写真を撮ってあげるスタイルで皆さん撮影を楽しんでいました。
上の蘭とは違う建物ですが、チューリップについて学べる展示もあります。
チューリップの色と名前についてのお話でした。
世界にはあらゆる色のチューリップがあり、何と黒いチューリップも存在します。(実際は限りなく黒に近い紫だそうです)
そして、チューリップの名前も多数あり、中には著名人に由来するものもあります。世界的に有名なねずみのキャラクターの名を冠するチューリップも存在するのは驚きでした。
外にはインパクト大のパビリオン!花を使ったアートが目をひきます。
5 水辺エリア
水辺にチューリップが映える素敵な景色です。
花をギチギチに敷き詰めるのではなく、芝の上に余白があるのでスッキリと爽やかな印象を受けます。
水の上を歩くこともできます。傾斜が激しい階段やギリ水面の梯子があったりと、油断すると落ちる可能性がありますが、眺めは素晴らしいのでレッツトライ!
オランダといえば・・こちらのキャラクター
オランダの作家、ディック・ブルーナ氏の絵本のキャラクターショップもあります。
グルメ
園内にはキッチンカーが出店していて、ハンバーガーからアイスまでテイクアウトで色々な食事を楽しめます。
お土産
エントランスや風車近くのショップでお土産を買うことができます。
木製のチューリップや絵葉書、風車を模した飾りなどカラフルなグッズがズラリと並び、見るだけでも楽しい雰囲気です。私はここで木製のチューリップを購入し、今も自宅の玄関に飾っています。
こちらの風車の飾り(恐らく地面に刺してガーデニングに使うと推測)もお土産に買いましたが、細いパーツが多いこともあり、カバンの中で他の荷物に押されて折れました。
取り扱いは慎重に・・。